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ご挨拶 |
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第17回 日本小児救急医学会開催にあたって
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会 長 里見 昭
埼玉医科大学小児外科学教室 教授 |

この度、第17回日本小児救急医学会を担当させていただくことになりました。光栄に感じますと共に関係各位の皆様に厚く御礼申し上げます。
「小児救急への想い熱く−未来を担うこどもたちへ安心、安全、納得の医療を−」 という考えのもと6月21日(土)・22日(日)の2日間にわたりさいたま市(ホテル:ラフレさいたま)で開催させていただきます。ご承知のとおり小児を取り巻く社会及び医療環境の急速な悪化はこどもたちだけでなく、小児医療、特に救急医療の現場にとっても不幸な結果をもたらしています。 これも中坊公平先生の言葉をお借りしますと長年にわたり形成された「自己中心的で無理をしない社会と化したわが国の現状」の反映であり、その影響は医学教育の場にまで及んでいるといっても過言ではありません。そんな中で開催された先の神戸(山田会長)での学会では救急医療の充実を阻むものとして小児医療の不採算性と小児救急医療を支える医師不足が主な問題点であることが抽出されました。
今回の学会ではこれ等のことをふまえて、シンポジウムとして1)国民の望む、より充実した小児救急医療を目指す短期、長期の処方箋(私はこう考える)と2)小児病院における救急医療の現状と将来、を企画しました。また3)小児救急を支える若い人材確保には小児救急医学の卒前、卒後の臨床教育が重要であるとの考えから教育問題をとりあげました。
さらに社会は日常臨床の場にもバリアフリー、情報公開、リスク回避、セイフティーな環境造りを要求しております。したがって本学会として救急疾患に対する診療、治療のガイドラインをつくり早期に発信する必要があります。先の学術集会でも取り上げられました腸重積症と虫垂炎について今回はさらに議論を深め、会員のコンセンサスをいただけるよう個々にワークショップを組みました。
その他、特別講演として児童虐待に関するもの、教育講演としていくつかの診療にすぐ役立つup to date のお話を予定しております。又会長要望演題、一般演題を広く募集いたします。小児救急に携わる皆様の多くの出題をお願い申し上げます。皆様の討論が盛んになされて初めて小児救急医療の改善、進歩が達成できます。多数の御参加を心よりお待ちしております。
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