学会賞受賞歴

水田隆三記念賞

日本小児救急医学研究会(現 日本小児救急医学会)の創設に際してたいへんご尽力をされ、本学会の基礎を築かれ、その後も本学会の発展のために常任幹事として多大なお力添えをくださった水田隆三先生が平成10年12月10日、63歳の若さでご逝去された。

先生の本会に対する献身的な働きがなければ、今日見られるような日本小児救急医学会はないと言っても過言ではない。このことより日本小児救急医学会では先生の本学会に対する御功績を讃えるために1999年に「水田隆三記念賞」を制定した。

「水田隆三記念賞」はわが国の小児救急医学及び医療の発展に寄与し、小児救急医学会の運営に大いに尽力をされた会員に贈られる。

最優秀論文賞

久留米大学医学部小児科学・医学教育学教授の吉田一郎先生がThe Pediatric Emergency Medicine Resource (APLS) Fourth Editionの監訳半ばの2005年12月に急逝され、その1年後に翻訳が「小児救急学習用テキスト原著第4版(診断と治療社)」として完成し刊行のはこびとなったが、吉田一郎先生の生前の御遺志を受けてご遺族と翻訳者の融資の先生方が小児救急医療関係者の若手育成のためにと翻訳料のご寄付をお申し出下さった。

本学会の理事会にてこの心温まるお申し出を快諾し「日本小児救急医学会若手育成・教育基金」として若手の小児級旧医療関係者の育成・教育に使用させていただくこととなった。

2008年(平成20年)度より日本小児救急医学会雑誌に投稿された論文の中から編集委員会で毎年1編の優秀論文を選抜し、再優秀論文賞として、筆頭者に10万円の奨励金を授与することとなった。又それが、2010年(平成22年)度、第3回より原著部門1名(10万円)、症例報告部門(5万円)に変更となった。

学会奨励賞

2005年の第19回学術集会より発表の演題から当番会長がノミネートした若干名より1名最優秀奨励賞を選び、副賞として3万円を授与することとなった。