教育セミナーのご案内
オンサイトセミナーのご案内
| 日本小児救急医学会 2025年度 オンサイトセミナー in 神戸 | |||||
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この度、日本小児救急医学会の現地開催型 教育セミナーが復活します!以前のような2日間にわたる形ではないですが、半日にギュギュッと凝縮させ濃密な時間をお届けします。 頭以外に手や体を動かす参加型のセッションを多く設けており、アッという間の4時間になるはずです。小児救急の楽しさを肌で感じたい方はぜひ、神戸ポートアイランドに集いましょう! なお、オンデマンド配信のWeb教育セミナーも2025年11月4日(火)より申込が開始されます。オンサイトセミナーとは異なる彩りですので、ぜひお申し込みください。 |
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| 期 日 | 2025年 11月 22日(土) 13:00〜17:00 | ||||
| 場 所 | 兵庫県立こども病院 講堂(2F) | ||||
| 主 催 | 日本小児救急医学会 教育研修委員会 | ||||
| 対 象 | 小児救急に興味がある医師、看護師、救急救命士 | ||||
| 主催者 | 教育研修委員会(竹井 寛和、後藤 保、伊原 崇晃、林 卓郎) | ||||
| 事務局 | 竹井 寛和(兵庫県立こども病院 救急科) | ||||
| 受講生募集 | 24名を予定 | ||||
| 参加費用 |
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| 募集開始 | 2025年 10月 20日(月) | ||||
| 募集締切 | 2025年 11月 14日(金)PM 12:00まで | ||||
| 内 容 |
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1. 息づかいで学ぶ 呼吸窮迫2. 紙とペンとプローブで開く腹部の世界3. ラーニングラボ:グループハンズオンで学ぶTips4. Operation: Secure the Airway! 小児気道管理ハンズオン |
ウェブセミナーのご案内
| 第16回 日本小児救急医学会教育セミナー ウェブセミナー | |||||||
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教育研修委員会ではウェブ配信による教育セミナーを開催しており、今回で第16回目となります。今年は約2か月間のオンデマンド配信として行います。 今年は特別バージョン!虎ノ門ヒルズで開催された第38回日本小児救急医学会学術集会で好評を博したセミナー講演のダイジェスト版です。配信する講演のほとんどで、第38回日本小児救急医学会学術集会の教育セミナーの内容を変更・アップデートしています。臨床の最前線で活躍している新進気鋭の医師が講師となり、多様で濃厚な13本のレクチャーをお届けします。ぜひ多くの皆様のご参加をお待ちしております。 | |||||||
| 期 日 | 2025年 12月中旬〜2026年 2月末予定 | ||||||
| 場 所 | オンデマンド配信(Vimeo) | ||||||
| 主 催 | 日本小児救急医学会 教育研修委員会 | ||||||
| 対 象 | 小児救急に興味がある医師、看護師、救急救命士、学生 | ||||||
| 主催者 | 教育研修委員会 | ||||||
| 事務局 | 木村 翔(東京女子医科大学八千代医療センター 小児科) 竹井 寛和(兵庫県立こども病院 救急科) |
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| 受講生募集 | 300名を予定 | ||||||
| 参加費用 |
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| 募集開始 | 2025年 10月 30日(木) | ||||||
| 募集締切 | 2026年 1月 31日(金)PM 12:00まで | ||||||
| 内 容 |
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L1:ECMOのキホンECMO施行可能な施設は限られており、多くの小児医療者はECMOを経験することがないかもしれません。しかし、世界的なECMOの件数は増えており、小児でも増加傾向です。このセミナーではECMOを見たことがない!という小児医療者に少しでもECMOが身近なものになるようにキホンを丁寧に解説します。ちょっとECMOの世界をのぞいてみたい方、どうぞお付き合い下さい。 L2:急性呼吸不全診療の基本を通じてみる未来の医療急性呼吸不全診療では「呼吸障害のタイプ×重症度×適時性」を組み合わせて考えることが重要です。本講演では初期対応の基本、重症化予測や最新治療、連携の課題と解決策を紹介し、毎年約5,000人の小児が直面する重症呼吸不全に、最良の急性期ケアを提供できる未来の診療モデルを皆さまと考えます。 L3:救急室で磨く「次世代リーダーのチカラ」救急医療の本質は、危機管理(リスクマネジメント)です。そしていつの時代もリーダーに求められるスキルはマネジメント力です。本セッションでは、私たちの診療の場である救急室をリーダーとしてのチカラを得る学びの場とするために、どのようにアプローチするとよいか、実践的な取り組み方を共有します。 L4:虐待対応~救外でナニをドコまで?~救急外来は虐待に気づける最初のチャンスですが、対応を誤れば「最後のチャンス」となってしまうかもしれません。本勉強会では、小児救急の現場での初期対応のDo&Don’tや関係機関との連携の要点を具体例とともに解説します。明日からの診療に活かせる実践的な内容をぜひご覧ください。 L5:PH crisis~その緊急事態を乗り越えるために~PH crisisは、先天性心疾患をみる機会のある医療者が絶対に押さえておきたい病態の一つです。その死亡率は20%にも及ぶと言われています。PH crisisを経験したことがある方もない方も、次に出会ったときに冷や汗をかかないよう是非ご覧になって下さい。 L6:明日からの救急診療に活かす! 先天性心疾患の知識とピットフォール先天性心疾患に苦手意識を持っている人は少なくないと思います。この講演では網羅的な話ではなく、単心室循環を中心に救急現場で特に気をつけてほしいポイント・病態を中心に解説します。この講演が先天性心疾患への苦手意識を払拭するきっかけになれば幸いです。 L7:珍しいけど,死ぬほど怖い先天性気管狭窄症を診ることになったら…先天性気管狭窄症は非常にまれな疾患であるが、呼吸障害を発症すると急速に致死的な状態に陥りうるため、十分な治療戦略が必要である。本セミナーでは、そのために必要な病態、治療方法、予後、注意点について,実際の症例を交えながら詳しく解説する。 L8:小児敗血症に対する抗菌薬治療の革新と課題:新たなパラダイムと臨床的意義小児敗血症は「時間との闘い」であり、診断や治療の一手の遅れが生死を分けます。一方で、その定義・診断基準・治療戦略は近年大きな変革を迎えています。国際的な疫学研究や新しい臓器障害スコア、さらには分子診断や新規抗菌薬のエビデンスが蓄積しつつあり、臨床現場に直結する知見が次々と報告されています。その最新エビデンスを整理し、実臨床での意思決定にどう活かすかを共有したいと思います。 L9:小児中毒をどう診るか、どう防ぐか 〜改訂ガイドをもとに〜小児中毒は、家庭の日常に潜む思いがけない落とし穴です。多くは5歳以下の子どもに集中し、時に重篤例もあり、現場には迅速かつ的確な判断が求められます。今回15年ぶりに改訂された「急性中毒標準診療ガイド」を基盤に診療の要点を整理し、自験例やInjury Alertを交えて実際を紹介。さらに予防の視点を重ね、子どもを守るために私たちが今できることを考えます。 L10:小児重症心不全のみかた ~心の繋がり~重症心不全は、“循環の異常”にとどまらず、多臓器不全を併発する全身性病態です。他臓器との相互作用を包括的に捉えた集学的管理、補助人工心臓(VAD)や心移植を視野に入れた戦略的対応、多職種と協働したチーム医療の実践が重要です。重症心不全管理に必要な“繋がり”について一緒に考えたいと思います。 L11:明日から始める小児科医の外傷診療小児は発達途上で身体・認知機能が未成熟なため、転落や転倒などの外傷を起こしやすく、小児科医が初期対応を求められる場面も少なくありません。本講演では日本の小児外傷の特徴を概観し、頭部打撲・咽頭損傷・肘関節痛の3つのテーマを掘り下げます。小児科医でも実践できる初期対応の要点を整理し、明日から役立つ知識としてお届けします。 L12:こどもの神経救急の泳ぎ方主訴と診察から軽症患者たちにひそむ真の重症患者を見抜くのは、救急医の専門性の一つです。こどもの神経疾患で重症を見抜くための5つの主訴(けいれん、麻痺・巣症状、歩行障害、外傷、頭痛)の実践的な使い方と、4つの身体所見(意識、目、腱反射、髄膜刺激兆候)の実践的な取り方について解説します。 L13:TESTISを極める“PAT良好・バイタルサイン安定でも、一刻を争う緊急病態がある”。その一つが男児の泌尿器救急です。Torsion(精巣捻転の臨床解像度を上げる)、Embryology & anatomy(発生と解剖に立ち戻る)、Sonography(超音波検査は細部にこだわる)、Trauma、Incarceration、Sonota(外傷、嵌頓、その他を忘れない)。一人の小児救急医のTESTIS診療の思いとこだわりを披露します。 |
