小児腸重積症の診療ガイドライン パブリックコメントのお願い

日本小児救急医学会 診療ガイドライン作成委員会
小児腸重積症診療ガイドライン改訂ワーキンググループ

日本小児救急医学会診療ガイドライン作成委員会では、委員会の下部組織として「小児腸重積症診療ガイドライン改訂ワーキンググループ」を設置し、2012年に初版が上梓された「小児腸重積症診療ガイドライン」の改定作業を進めて参りました。この度、改訂版の原案が完成いたしましたので、学会員を含め、関連学会の諸先生方にも広くご意見をお聞きしたく、パブリックコメントを求めることとなりました。

本ガイドラインの初版は、作成当初からMinds(公益財団法人日本医療評価機構)の当時の診療ガイドライン作成マニュアルに沿って作成された、本邦のガイドラインのなかでもいち早くEvidence Based Medicineの概念を取り入れて作成されたもので、へるす出版より市販されたのち、本学会ホームページでも一般公開され、幸いにも臨床の医療者各位より高いご評価をいただきました。しかし、初版より10年が経過したため、その間の新知見を反映した改訂版作成が企画され、ワーキンググループが作業を進めてまいりました。

今回の改訂版では、

  • 初版発表後に定期接種となったロタウィルスワクチンと腸重積発症との関連をクリニカルクエスチョン(CQ)として追加
  • 診断、治療関連CQで、超音波を使用した方法について増補、検討
  • 初版の内容について、最新版Mindsマニュアル(Minds診療ガイドライン作成マニュアル2020 ver.3.0)に沿ってエビデンスレベルを再検討

という主に3つの変更点があります。

皆様には、内容をご確認いただき、ぜひ忌憚のないコメントをいただけますと幸いです。
ご多忙の折恐縮ですが、下記要領に従い、ご意見をいただけますと幸いです。

  1. ご意見の募集期間2022年5月20日〜6月14日
  2. ご意見の提出方法
  3. QRコード
    • (1)意見提出フォームを利用する
    • アンケートツールを活用しています。こちら から、あるいは右の QRコードを利用してアクセスしてください。
      パブリックコメント用のPDF版ガイドラインをご覧いただくには、こちら からダウンロードしてください。
    • (2)学会事務局にメールする
    • 件名を「改訂版 小児救急医療の教育・研修目標 パブリックコメント」とし、学会事務局(jsep@convention-axcess.com)に送付ください。
  4. その他注意点
    • (1)ご意見に対し、改めて確認が必要となることを想定し、お名前と連絡先をお聞きします。ただし、個人情報は、今回のパブリックコメントをいただく目的以外には使用致しません。
    • (2)ご意見は、個人が特定できない形で公表させていただくことがあります。あらかじめご了承ください。

以上